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リトル・マーメイドのセバスチャンは何の生き物?フルネームや過去も紹介

ディズニー映画「リトル・マーメイド」には、魅力的で個性豊かな海の生き物がたくさん登場します。

その中でも、主役の人魚姫アリエルと同じくらい人気が高いのがセバスチャンです。
歌が抜群に上手で、真っ赤な小さい身体がチャームポイントのセバスチャン。

彼は何の海の生き物なのでしょう?
セバスチャンの驚くべき本名や過去も紹介します。

セバスチャンは何の生き物?

「リトル・マーメイド」に出てくるセバスチャンは、真っ赤な身体と大きな目、両手についたはさみが特徴的なキャラクターです。

細長い顔からセバスチャンのことをエビやロブスターのキャラクターだと思ってしまう人もいるのですが、彼は「カニ」のキャラクターです。

具体的には、カリブ海に生息している「トリニダードの赤蟹」がモデルだそうです。

トリニダードとは、カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴを形成する23個の島の主島です。熱帯の自然豊かな島で、南国のカラフルな生き物が沢山住んでいます。

また、賑やかなカーニバルが盛んにおこなわれていて、カリプソ音楽が発祥した島でもあります。

セバスチャンの故郷は、陽気な南の島だったのですね。

大ヒット曲を生み出す宮廷音楽家

セバスチャンは、アリエルが住む海の底にある王国「アトランティカ」で、国王であるトリトンに仕えています。

彼の仕事は宮廷音楽家。
作曲や魚のオーケストラ達の指揮者を手掛け、人魚姫たちの歌声を披露するコンサートも彼がプロデュースしています。

そんなセバスチャンの代表曲といえば、誰もが知っているディズニーソング「アンダー・ザ・シー」です。
人間の世界に行きたがるアリエルに海の暮らしの素晴らしさを説いたアップテンポなナンバーで、一度聴いたら忘れられないような印象的な曲ですよね。

この曲には、カリブ海の伝統音楽であるカリプソの陽気なリズムが使われています。

そう!カリブ海のトリニダード出身のセバスチャンだからこそ、この踊りだしたくなるような明るいナンバーが出来上がったのです。

「アンダー・ザ・シー」は、第62回アカデミー賞歌謡曲賞 と第33回グラミー賞最優秀楽曲賞を獲得しています。

セバスチャンの衝撃の本名

セバスチャンの本名は、「ホレイシオ・フェロニアス・イグナシアス・クラシタシアス・セバスチャン」と言います。とても長い名前ですね!

日本語吹き替え版では、「クラシタシアス」の部分がなぜか「カニチャン」と翻訳されています。セバスチャンが蟹であることは、実は彼の本名で明かされていました。

冒頭の海底コンサートのシーンでセバスチャンの名前が読み上げられるのを注意深く聞いていると、セバスチャンが蟹だということがわかったんですね。

セバスチャンの長い本名、スラスラ言える方はかなりのディズニー通です。

ちなみに、一般的な呼び名である「セバスチャン」は、ヨーロッパの偉大な作曲家であるヨハン・ゼバズティアン・バッハから名づけられたといわれています。

【見出し4】セバスチャンが宮廷音楽家になるまでの過去

オーケストラやビッグバンドが披露するような豪華なナンバーから、恋するアリエルのためにロマンスを演出するようなムーディーなナンバーまで作曲してしまう、音楽の才能に長けているセバスチャン。

実は、そんなセバスチャンには悲しい過去があります。

セバスチャンは作曲家になるまで、貧しい家庭で生まれて苦労したそうです。

仲間の蟹からも「おまえはすぐ人間につかまって食べられるだろうな」と馬鹿にされて、悔しい思いをしていました。

そんなセバスチャンの支えたのは、大好きな音楽。
音楽の道を志して真剣に努力した結果、王家専属の音楽家になることができました。

実は映画「リトル・マーメイド」の物語が始まる前、アトランティカでは音楽の演奏が国王の命令で禁止されていたことがありました。

音楽が違法と言われていた時も、セバスチャンは宮廷でアリエルの世話係として働きながら、夜はこっそり秘密の音楽クラブで演奏していたのです。

その様子は、2008年にDVD作品として発表された「リトル・マーメイドⅢ」で観ることができます。

まとめ

ここまで、「リトル・マーメイド」の人気キャラクターであるセバスチャンのプロフィールや驚きの長い本名、彼の過去を紹介しました。

「セバスチャン」というヨーロッパ風の名前なのに、実は陽気なカリブ海の出身。

彼の生まれ育った環境と音楽への努力が、作中に登場する素晴らしい楽曲を生み出したのです。

「リトル・マーメイド」を観る際は、ぜひ小さな蟹のセバスチャンに注目してみてください。